IAEAが危険宣言を無視

国際原子力機関(IAEA)は3月30日に次の発表をしています。

【引用記事】
国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。 同事務次長は「飯舘村の放射性物質はIAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした。
【引用終わり】

しかしこの忠告を受けた枝の官房長官の発表では「この状況を慎重に把握するよう助言があった。長期間、そうした土壌の地域にいると、その蓄積で健康被害の可能性が生じるという性質のものだ。IAEAの結果も踏まえながら、さらに精緻なモニタリングを行っていかなければならない」と緊急避難を行う素振りすら見せませんでした。

さらに原子力安全”不”安委員は 「日本は空間線量率や浮遊物の呼気による吸入、飲食物の摂取などを勘案し、土壌ではなく人が受ける放射線レベルで退避などの防災基準を判断している」 と述べ避難指示を出しませんでした。

結局飯舘村の危険度は、IAEAの宣言通りで無駄な被ばく

結果的に政府はおよそ1ヶ月近くたってから飯舘村の避難を決定しました。しかしその内容も 「計画的避難地域」 という微妙な扱いとなっており、避難することで生じる責任を免れようとする姑息なものでした。

【引用】
枝野幸男官房長官は2011年4月22日午前の記者会見で、福島第1原発から20キロメートル圏外の積算放射線量が高い地域を「計画的避難区域」に 設定すると発表した。「計画的避難区域」に指定された地区は飯舘村、葛尾村、浪江町の全域と川俣町、南相馬市の一部地域となる。
枝野長官は計画的避難区域について「気象や地理的条件により発電所からの放射性物質が累積し、積算線量が高い地域が局所的に出ている。これらの地 域に居住し続けた場合、積算線量がさらに高水準となり、事故発生から1年の間に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれがあるため、このような地域を 本日計画的避難区域とした」と発表した。
計画的避難区域に指定された地域の住民は、原子力災害対策特別措置法に基づき、別の地域へ避難することになる。実施時期については「避難にかかる具体的な実施手順を当該市町村、県、および国が密接に連携しながら調整し、約一ヵ月後をめどとして実施する」と述べた。
【引用】

当時の記者会見の模様はインターネット生放送のニコニコ動画生放送の録画放送でいつでも見ることができます。枝野の人事のような無責任会見をもう一度見ることができます。視聴にはニコニコ動画の会員登録が必要です。まぁ無料ですが。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv47325752

ガイガーカウンターには最高級品から安いものも


ガイガーカウンタ高ければ、借りてみるって方法もある。